必死に考える脱出方法と交渉が面白い『どうする どうする あなのなか』
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狭い穴の中で必死に考える脱出方法と交渉にクスッと笑える
深い穴に落ちてしまった3匹の野ネズミと、2匹のやまねこ。
狭い閉ざされた空間に、捕食者と被食者。
絶体絶命なのは、野ネズミだけではありません。
野ネズミを食べたところで結局やまねこだって、穴から出られないのです。
そこで5匹は知恵を出し合って穴から出る方法を考え始めます。
食うか食われるか、逃げるか置き去りにされるか――
5匹はあまりにも必死に考え過ぎて大雨が降っても、溺れかけても考え続けています。
一緒に考える内、さて、5匹はどうなるのか…?
古典的なストーリー展開ですが、5匹がひねり出す脱出方法や交渉の必死さに思わずクスリと笑えます。
細長い絵本を縦にして読むことで穴の深さがより伝わる工夫にも脱帽します。
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絵本データ
タイトル | :どうする どうする あなのなか |
文 | :きむら ゆういち |
絵 | :高畠 純 |
出版社 | :福音館書店 |
お勧め年齢 | :4歳・5歳・6歳 |
ジャンル | :創作絵本 |