悲鳴を上げてしまう程の究極の選択が次々登場する『ねえ、どれがいい?』親子の会話を楽しめる!
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子どもにとってはわかりやすい究極の選択が次々登場
本屋さんで何となく絵本を見ていた時に平積みされていたので読んでみました。平積みされているということは、人気の絵本なのだと思います。
家の周りを変えるなら、食べるなら、お金を払うなら、、
と突然、何の脈絡もなく次々と究極の選択を迫ってくるナンセンス絵本です。
少し毒のある独特の選択肢の数々は海外の絵本だからなのかな、と思っていたのですが、何度も読み聞かせるうち、まだ語彙の少ない子どもにはきっとこれくらい極端な選択肢の方がわかりやすくて良いのかな、と思うようになりました。
「どれがいい?」「お母さんは?」と会話をしながら読み進められます。
大人は一体何がおもしろいのか頭の中がはてなマークで埋め尽くされますが、子どもはお気に入りの一冊で何度も読まされました。
大人になるとつい、絵本の意味やメッセージはなんだろう、などと考えてしまうのですが、子どもには「えー!そんなのどれもイヤ!!」というだけの、無意味なやり取りもきっと必要なことなんだろうな、と改めて考えさせられました。
自分の中の絵本に対する考え方を広げさせられた、思い出の一冊です。
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絵本データ
タイトル | :ねえ、どれがいい? |
作 | :ジョン・バーニンガム |
訳 | :まつかわまゆみ |
出版社 | :評論社 |
お勧め年齢 | :3歳・4歳・5歳・6歳・小学校低学年 |
ジャンル | :創作絵本・ナンセンス絵本 |