『いっさいはん』〜自分が絵本に!?子ども自身が成長を振り返る〜
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自分が絵本にされた気持ちになれる!子どもが自分で自分の成長を振り返る
娘が一歳半少し前に購入し、7歳になった今でもずーっと読んでいる、娘がお気に入りの1冊です。
一歳半ならではの日常のシーンが一言で次々と登場します。
親としては「そうそう!こういうことあったよね〜」と微笑ましく読むのですが、7歳になった娘の表情を覗くと、どことなく上から目線で「私はきれいに食べられるのに、こんなに食べこぼしてるぅ〜」・「私は階段なんてジャンプしながら登れるけどね〜」・「私だったらこうして遊ぶけどね〜」とでも言いたげに、ニヤニヤしながら読んでいます。
しかし、同じ道を辿って大きくなった自覚はしっかりと持っており、まるで自分が絵本にされた気持ちのようです。
小説もドラマも、自分の立場と同じような作品は感情移入しやすいのは7歳も同じなのかもしれません。
子どもが自分自身の成長を振り返ることのできる貴重な1冊。
まさかこんな観点で読み続けるとは思ってもみませんでした。お勧めです。
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絵本データ
タイトル | :いっさいはん |
作・絵 | :minch |
出版社 | :岩崎書店 |
お勧め年齢 | :乳児・幼児・小学校低学年 |
ジャンル | :創作絵本 |