新しいこと・無駄なことをしたい→エンターテインメント小説を2冊・歴史小説を1冊読んでみました
年齢を重ねてきたからこそ、新しいことをやろうと意識しているつもりです。
同じことばっかりやってると脳の退化が加速するらしい…というのを以前どこかで読んだ記憶もあり。
あまり読んでこなかったエンターテインメント小説にトライ
国文科を卒業したのに本を読むのはあまり好きではないのがお恥ずかしい限りですが、ふと小説を読もうかな、と思い至りました。
いくつになっても胸キュンしたいよね〜(😂)と少女漫画をあれこれ探していくつか読んだりもしたのですが、なかなかグッとくるものに巡り合えず、そろそろ小説にしようかな、と。
これを機会にあまり難しくなく、サラッと読めて、楽しくて胸キュンする(😂😂)、今まであまり読んでこなかったエンターテインメント小説はどうだろう、、、と2冊読んでみました。
とにかく無駄なことをしよう
というのも、とにかく無駄なことをしようと。
短期的に役に立つものとか、数字的な結果とか、全部忘れたいと思ったりしています。
それは、子どもと遊んでいてよく思うことです。
子どもの遊びって、とにかく無駄なことばっかり。。。(笑)
同じ遊びを同じ公園で、毎週末、飽きもせず、ずーーーっとやっています。
大人の目線だと一体何が楽しいのやらサッパリ理解できないのですが、こうした完全に無駄なことって、子どもの内にしかできないことだったんだなぁ…と。
大人になってもそうした無駄なことをする時間を持ちたいなぁ、と。
そうした趣味とか娯楽とか一見何の役にも立たないようなことがいっぱいいっぱい自分の中でぐっちゃぐっちゃに混ざり合わさって、自分という人間の個性とかが滲み出るのかなぁ、なんてw
選んだ本は三毛猫ホームズシリーズ第一作と『サヨナライツカ』
▼『三毛猫ホームズの推理』
▼『サヨナライツカ』
『サヨナライツカ』はひょっとすると文学にあたるのかもしれませんが…
どちらも読みやすくて、一筋縄ではない大人の恋が描かれていて爽やかに切なくて良かったです。
小説もいいな、と改めて思いました。
また読みたい。
以前から読む歴史小説は『じんかん』をゴールデンウィークに
ゴールデンウィークの旅のお供には新発売の歴史小説『じんかん』を選んでみました。
本屋さんで並んでいておもしろそうだったので。
歴史小説は以前から好きでちょくちょく読んでいます。
自らの命運のかかった歴史に残る駆け引きの数々が織りなすスリルやドラマ性がたまらん…といつも思います。
今回はちょっぴりマニアック(?)な松永久秀のストーリーでした♪
鬼のような形相をした、天下の大悪党というイメージをすっかり覆す、切ない哀しいストーリーにまとまっていて、涙・涙でした。
歴史小説は本当に良いなぁ〜…と改めて実感w
作者の今村翔吾さんには他にも面白そうな作品がいくつもあるようで、違うのも読んでみたいと思っています。
▼『じんかん』
本を読み終わった後の切ない感じ
面白い本は、読み終わってしまうのがもったいないんだけど、でも先が気になる…!読みたい…!あぁ、終わってしまう…!という葛藤を繰り広げ、最後の1ページを読み終わり、本を閉じるあの切ない感じ(笑)読み終わった後も側において、またパラパラとめくったり(笑)
今回もそんな素敵な本に出会えて良かったです。