杉並区の図書館はこんなに便利!読みたい本の予約・無料で利用できる・イベントも楽しい!ぜひ乳児・幼児・小学生・中学生の子ども達にも利用してほしい!
図書館を利用し始めたきっかけは、会社員を辞めてお金がなくなってしまったからなのですが、、、💧
お金がなくても子どもの絵本はケチりたくない…!という完全なる見栄だった(笑)のですが、利用させていただいて5年以上経ちますが、毎回本当にありがたい…!!と感謝の限りなので、今回は杉並区の図書館の便利さについてのご紹介です。
本の予約ができる:中1日で準備されることが多く、指定した受取館で受け取れる
借りたい本は決まっているのに、図書館が広すぎてどこにあるのかわからない…!
ということは結構あります(笑)
借りたい本が決まっているなら、ぜひ、予約をするのがお勧めです。
図書館の利用者カードを作るのは図書館のカウンターに行って手続きをする必要がありますが、作成後は杉並区の図書館HPから借りたい本を検索・予約することができます。
杉並区には13の図書館があり(2024年11月時点)、自宅近くの図書館など、受取館を指定することができます。
受取館と違う図書館の蔵書の場合は、受取館まで運んでおいてくれるので、予約がなければ大体中1日で手配していただけ、手配完了の連絡はメールや電話で通知されます。
(受取館や蔵書の図書館が休館日など、もう少し時間がかかる場合もあります。通知しない設定もできます。)
予約の取り置き期間は9日間のため、この間に借りない場合は自動的に予約取り消しとなります。
貸出は15冊まで・予約は20冊まで
貸出は15冊まで、予約は20冊まで行うことができます。
貸出状況や予約の手配状況も、もちろん杉並区図書館のマイページから確認することができます。
予約のステータス(抜粋)
- 準備完了:貸出準備が完了したので、カウンターですぐに受け取れる状態
- 準備中:予約した本が受取館まで移送中の状態。受け取りまでもうすぐ…!
- 予約中:予約完了(受取館や連絡方法の変更・予約の取り消しが可能)
詳細は杉並区図書館HPのヘルプをご参照ください。
絵本・児童書は同じタイトルが複数冊あることが多い
私が図書館は子どものためにあるのではないか、、、と勝手に考えている理由はこれなのですが、絵本や児童書など、子ども向けの本は同じタイトルが複数冊置いてあることが多いように思います。
大人向けのビジネス書などは1冊のことが多いのですが、子どもの絵本や児童書は同じタイトルが複数冊在庫されているので、欲しい絵本がすぐに借りられやすく、予約で在庫が埋まっていても、比較的早く手元に来るように思います。
子どもは絶対にこの絵本でなければダメということもない
子どもとは、待てない生き物だと思っていて。。。(笑)
ですが、忘れてしまう生き物でもあり、楽しければ他でも良い、と考えている生き物でもあると思っています。
大人気絵本など在庫が10冊あっても予約で50人待ち!ということも珍しくないのですが、そのように読みたい絵本が予約で埋まっている場合、その絵本は予約しておき、その絵本が手元に来るまでの間は、他の絵本で十分代用できるように思います。
他の予約がなければ貸出を1週間延長できる・返却は杉並区の図書館どこでも可
図書館で借りた本の貸出期間は2週間です。
無料で読ませていただいているので、返却期限はしっかり守りたいものです。
が、どうしても返しに行けない時もあります。。。
そうした場合は、予約の入っていないものに限り、杉並区図書館のマイページから貸出期間の延長ができます。
延長期間は1週間です。
なお、予約の入っているものは延長はできません。
無料でお借りしているので、マイページを上手に利用しながら、返却期限はきちんと守るようにしたいものです。
また、返却は杉並区の13の図書館のどこで返しても構いません。
読書記録ができる
杉並区図書館のマイページでは、設定を行うと、過去に自分が借りた本がわかります…!
2023年4月から利用できるようになった機能です。(もっと早く実装してほしかった…!)
面白かったあの絵本、もう1回借りたいけど何だっけ…?みたいな時に重宝します。
ぜひメモ機能を追加してほしい…!
読書記録の機能が使えるようになった時は衝撃的に感動したのですが、ぜひ、この機能にメモ機能も追加してほしい…!と思っています。
そうしたら「この絵本はこんな内容だった。面白かった。また借りたい。」など記録しておきたい。。。
(現在は絵本の感想は別でメモしています。)
家族のカードでも借りられる
本人でなくても、本人がそばにいなくても、家族のカードで借りることができます。
スタッフの方に確認したことがあるのですが、確か「悪用ではないことが確からしい時のみに限っている」というようなことを注意された記憶があるのですが、図書館のカードで悪用して本を借りる、ということは、ほぼないであろうということでしょうか。。
なお、私の娘はほぼ、図書館には来ません。。。
基本的に私が予約して、私が娘の分まで娘のカードで借りて持ち帰っています。
なお、娘のアカウントのメール通知先を私にしておけば、予約手配されたことも私が知ることができます。
(1つのメールアドレスを複数の図書館カードのアカウントに設定できる。)
カードは身分証明書があれば即日発行
図書館カードがまだない、という方は図書館のカウンターに身分証明書を持ってカードの発行をお願いすれば、即日発行していただくことができます。
身分証明書はマイナンバーカード・運転免許証・健康保険証・パスポート・写真付住基カード・学生証・在勤証明書などが可能です。
詳しくは杉並区図書館の図書館利用登録のセクションをご確認ください。
イベントが楽しい(イベント情報は杉並区図書館HPでチェックできる)
図書館は本を借りるだけでなく、時々イベントを行っています。
季節に合わせたイベントや工作・人形劇・おはなし会・上映会などなど。
一部例外はあるかもしれないのですが、基本的には参加無料のイベントが多いと思います。
イベント情報は利用者登録をしていなくても、杉並区図書館のページトップから確認することができます。
11月のこの時期は何と言っても、ベルシスターズのクリスマスおたのしみ会!
と思ったら、募集終了しておりました。。。💧
ハンドベル演奏や人形劇・紙芝居・手遊びなど、特に2~3歳の小さなお子さんに楽しいクリスマスイベントです。
町の優しいおばさん達が子ども達のために手作りで行ってくださる、温かい・とっても楽しいイベントです。
複数の図書館で行われることが多いのですが、大人気ですぐに募集終了してしまいますので、ぜひイベント情報をこまめにチェックしてみてください。
図書館に行って選ぶのも楽しい
杉並区の図書館には子どもコーナーが設置してあり、絵本・児童書がまとめられています。
中には靴を脱いで上がれるスペースを準備してくださっている図書館もあり、ちょっとしたお出かけにも丁度良いです。
子どもコーナーなので、お子さんが大きな声を出してもお互い様、という雰囲気があって勇気が出ます。
その中で実際に読みながら絵本を選ぶのも楽しいです。
子どもが絵本を汚してしまったらどうしたらいい?
もちろん、汚損が激しい場合は弁償が必要な場合もありますが、まずは正直に申し出てみることをお勧めします。
専門家の方による補修で意外と何とかなる場合もあります。
なお、破れた箇所を自分でセロテープなどで補修するのは却ってよくありません。
(セロテープは傷んで変色したり資料を傷めたりすることがある、と聞いたことがあります。)
参考:よくある質問(借りた資料を汚したり、失くしたりしてしまった時はどうしたら良いですか?)
何を隠そう、私自身も子どもが野菜ジュースをこぼしてしまい、申し出たことがあります。。。
「これぐらいなら大丈夫ですよー。」と、おっしゃっていただきました。^ ^
その際は、本当にありがとうございました。
本の世界は広すぎて、子どもには選びづらい
自分の読みたい本ぐらい自分で選んで来なさいよ、と思うこともあったのですが、大量の本を目の前にすると、自分は一体何が読みたかったのか、それが一体どこにあるのか、というのは子どもにはわかりづらいように感じます。
もちろん、パソコンも自由に操作できる訳でもないため予約もできず、引っ込み思案な娘は司書の方に相談、、、などはるか遠い未来のような気がします。
従って、子どもの興味のある分野(娘の場合は、探偵・泥棒・言葉遊び・おばけ・忍者・おしっこ/うんち etc…)から、文字量や絵の雰囲気など、娘の興味を惹きそうな絵本を手当たり次第に予約していたように思います。
当たり前(?)だけど、何冊でも無料で借りられる
図書館の良いところは、何冊でも無料で借りられること、だと思います。(1回あたりは15冊まで)
住民サービスであり、当たり前といえば当たり前なのですが、大変にありがたいことです。
娘が面白いと感じるか感じないか、はどちらでもよく、とりあえず借りてみて、読める、ということはとても重要じゃないかと思います。
面白くない絵本はもう読まなければ良い、つまり、絵本選びを失敗できる というのは親にとっても心がとても軽くなります。
絵本は単行本なので、買うと2,000円弱かかるものが多いように思います。。。
これが大変に痛い。。。
中には試し読みができない本屋さんもあり、イチかバチか、で買ってみたけど、子どもには全然面白くなかった…という経験が何度もあります。。
収入が潤沢にある時は買えない価格でもなく、買う方が手間も少なく、子どものため!と思って買っていましたが、せっかく買ったのに子どもがおもしろがってくれないと、親としては読まない子どもをつい、責めてしまいがちです。
その点、図書館の絵本は無料ですし、子どもが面白く思わなければまた別の絵本を借りれば良い、世の中にはいくらでも絵本がありいつでも無料で読める、という気持ちは本を読むことを強要しない・子どもに期待しすぎないでいられるので、大変に楽です。
購入と図書館を使い分けて(大量予約でなかなか借りられない時・お気に入りの絵本などは購入)
図書館には絵本・児童書は同じタイトルでも複数冊在庫されていることが多いとはいえ、大人気シリーズは在庫16冊でも、予約人数400人超え!という時もあります。(下記、『大ピンチずかん』など)
貸出期間は2週間・予約の取り置き期間は9日間のため、手元に来る頃には、、、2年ぐらい経過しているかもしれません。
そうした予約がいっぱいでもどうしても読みたい絵本や、特に気に入った絵本は購入するようにして、図書館と購入を使い分けています。
絵本・本は新品が良いと思っていた
新しい絵本を開く時の感動も大切かな、と思います。
自分自身が、新しい絵本・本を開く時、何だかドキドキしながら開いた、、ような気がしています(笑)
ただ、娘に限って言えば、絵本は読んで楽しければ、新品だろうが何度も読まれた少し汚れた本だろうが、何でも良さそうです。。
新しく買った絵本のカバーはすぐ外しちゃうし。。。(面倒なようです。)
面白い絵本は破れていても何度でも読んでいます。。。
自分としては良かれと思って新品を買い与えていた時期もあったのですが、、、親の心、子知らず、とはこのこと…(T T)
通うのは確かに面倒だけれど、図書館利用のメリットまとめ
図書館は借りた絵本は期限までに返さなければいけない、という通わなければいけない一定の面倒さは確かにあると思っています。
ただ、その面倒さを遥かに超えるメリットがあるんじゃないかなと、図書館に通い続けて5年以上も経つ今も思っています。
お金がなくても知に触れる権利は誰でも持っているんだ…!と会社員を辞めて収入がなくなって自分を情けなく思っていた時期に強く思いました。
別にお金のありなしは関係ないのですが。。。(笑)
子どもの絵本の好みも手探り状態の時期に、絵本はなかなか試し読みができないという書店事情もあり、忙しい時も欲しい本を用意しておいていただける、何冊でも借りて読むことができる、イベントも楽しい、という図書館利用のメリットをぜひ知っていただきたくて、記事にしました。
ぜひ利用してみてください。
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